OOFOS OOmega OOahh レビュイー

今年3月からこいつを履いていたのでレビューです。いわゆる厚底サンダル、リカバリーサンダルにカテゴライズされるアイテムです。

 

OOFOS OOahhの厚底版

近年夏の間セレクトショップの常連となったあのOOFOS OOahh、それの厚底版。もとはレディースのみでしたが昨今の厚底ブームによりメンズサイズも最近やり始めたみたいですね。

 

・サンダル選びについて

ファッション系youtuberとかをみているとサンダルはビーチサンダル型かシャワーサンダル型(このOOahhのタイプ)で選ぶならば、後者が便所サンダルに見えてしまうので前者のほうがいい、というのが定説っぽいです。それでいうとこのアイテムは両方のタイプが発売されているのですが、シャワーサンダル型でもいいというのが自分の結論です。なぜなら厚底なので「あ、トイレのサンダルだ」とは見えないからですね。好きなほうを選べばいいと思います。

 

いいところ

・稼げる高さ

厚底は身長を盛れます。アイテムのヒールは4.5cmの高さなのですが、多少柔らかい素材のため体重で潰れるのを考慮すると4cmというところでしょうか。

 

・安くは見えない素材感

立体成型のサンダルって結構やすっぽい表面に見えるんですけど、こいつはまあまあマットな質感に加え部位ごとにツルっとさせたりシボをつけたり模様をつけたりすることで量産感をできる限り排除してくれてます。セレクトショップに並ぶ理由ですね。

 

・意外と脆くない

立体成型プラなので速攻で靴の裏が削れるのかなと思ったら、思ったより丈夫でした。

 

微妙なところ

・サンダルなのにパンツを選ぶ

厚底なので、ハーフパンツにでも合わせようものならOOmega OOahhが悪目立ちしてしまいます。涼しい素材のフルレングツと合わせましょう。

 

・高い

上にあげたいいところとトレードオフなんですけど、サンダルなのに1万3千円は結構なもんですね。

 

・足の裏が蒸れてピタピタになる

足の裏に当たる部分が凹凸の模様が入っているとはいえ肌離れを良くしてくれるとまではいかない程度なので結構くっつきます。

 

・露骨に下半身に悪い

グニグニの素材の厚底なので、歩いていると足首、膝、股関節、腰が不安定になり違和感を覚え始めます。もともとOOahhのヒール3.5cm用で使っていた素材をそのまま4.5cmのOOmega OOahhに使ってるっぽいので当たり前といえばそうなのですが、これが愛用するとなると結構考慮しなければならないポイントです。自分はまあまあの週末伊能忠敬界隈の人間なのですが、これ履いて5時間歩くとかなるといやちょっとって感じですね。

 

総評

弱点の傾向から、夏はこれ一本でOK!というアイテムではありませんでした。しかしながら夏の足元構築デッキとしては手元に入れておいても悪くないアイテムだと思います。