ポケモンSV,DLCでパルデアからキタカミの地へ移動する際に、空を飛ぶジャンボジェットとそこにカイリューが接近するカットインムービーが入ります。何気ないムービーですが、筆者はこの短いムービーにとてつもないエロスを感じたので独自解釈の考察を語っていきたいと思います。(1500文字)
・そもそも飛行機という人間にとって脱出不可の空間にカイリューが迫ってる状況がエロい
人間と巨大な生き物のカップリングがひとつの定番なのをご存じでしょうか?いわゆるジャンル:異種体格差だ。ポイントは「その気になったら大きい側が簡単に力で制圧することが可能だが、理性でそれを抑えている状況」です。カイリューは体長2mであり、かなり程よい体格差であるといえる。以降に述べる解釈はすべてこの体格差をベースに考察しています。
解釈1 人間に好意的なカイリュー
人間が乗った飛行機を襲わないので、このカイリューは人間に対して好意的な印象を持っていると考えられます。なぜ好意的印象を持っているのか?そもそもミニリュウは初代などではレアポケモンです。小さな湖で生まれたミニリュウは力も弱く、自分を守ってくれる親もいない(カイリューやハクリューが同じ場所に生息していない)。ですが、小さな湖の近くにある村の人々から龍神様の子供として大切に守られ育ってきた過去があります。人々はミニリュウに対して暖かい笑顔で接していたに違いありません。この過去を経て育ったカイリューは人間のことが大好きで、だからこそ飛行機に近からず遠からずの距離まで接近したんじゃないかと考察できます。こんな力の強い巨体が人間のことが大好きで、そして自分の力で人間を傷つける可能性まで考えてくれている。すごくエロい。
解釈2 飛行機に興味を寄せるカイリュー
何気なく空を散歩していたら、自分の顔に似た白いカチカチのドラゴンが空を飛んでいてびっくり!ポケモン世界でジャンボジェットは珍しいので、カイリューは興味津々!近くに寄ってみたらこれまたびっくり!中に人間が乗っている!これどうなってるんだろう!?
ポケモンの世界は「ファンタジーと未来的テクノロジーの共存」という独特の世界観を持っています。ポケモンがヒットして以降は、似た世界観のゲームがたくさん出たものです。このムービー、こういったポケモンの世界観をストレートに表していると同時に、ファンタジーがテクノロジーに興味を持って接近してくるという構図がすごくエロくないだろうか?
解釈2のエクストラ 求愛するカイリュー
このムービー、見方によってはカイリューが飛行機に求愛しているように見えないだろうか?自分の顔に似た自分より強そうな巨体に、求愛しているのです。ドラゴンエアプレインセックスです。この解釈のカイリューは賢いイメージから外れてしまうので、少々人を選ぶかもしれません。しかしながら、このドラエプ型カイリュー解釈がもっとも動物的、野生的なエロさをもっており、刺さる人にはとことん刺さるでしょう。
以上3つの解釈です。いかがだったでしょうか、どれもジャンル:体格差の名のもとに、高次元のエロスを認識できたでしょう。ここまで言うと「作者そこまで考えてないと思うよ」などとあっさ浅い意見を投げられる恐れがあるので一つ言わせてほしいです。ゲームフリークは古来からの重度のオタク集団です。90年代から現在までにオタクという単語がこすられ続けた結果、オタクという言葉が持つパワーがだいぶ薄くなったのを感じますが、コンテンツの消費と摂取の覇者という本来の意味の、オタクなのです。ホンモノのオタクたちが作る側に回った結果、世界のコンテンツを獲った彼らは、残念ながらそこまで考えているのです。