2023年1月に6年勤めた前々職をやめ、2月に再就職、8月に退職し11月に今の職に就きました。これ以外の過去にも就職退職をしているので、マジで転職の数が多くなってまいりました。順当に弱者男性(ジャクダン)としての人生を歩んでる自覚があります。
正社員としての仕事を複数経験した結果、自分は正社員としてやっていく能力が足りてないと感じてきました。それは業務遂行能力であり、人から好かれる能力であり、嫌われない能力であり。自分のことを多少知っている人は「コイツずっとゲームやってる割にどのゲームも全然うまくなんねぇな」ってなんとなく気づいていると思うんですが、まさにその見たまんまの要領の悪さが仕事にもあてはまってる感じです。前職と前前職の間にとにかくひたすら怒られたり失望されたりクソ派遣に理不尽なことされたりで、たとえ演技だろうと怒鳴ってる人を見るだけでフラッシュバックするし、クソ派遣と同じ属性の人が無条件で怖くなるほど精神が脆い状態でした。
将来のことを考えれば正社員になれるんならそっちのほうが絶対良いのですが、そもそも続かなかったら意味がないのでまずは続くことを最優先、続けながら自信を取り戻していくというコンセプトで職探しをしていたところ、ちょうど家からチャリ10分で給与や待遇もよい契約社員の仕事につけたのはかなりラッキーでした。自分の住んでいる地域はいわゆる工業区域のようなところの近くで、工場/運送倉庫の会社に有利な条件を出しているらしくそういう会社がたくさんあります。
今までやってきた製造業は家や車などといった生活や生命に深くかかわるものを作っていたのですが、新しい会社は高価ではない娯楽品を量産する会社でして、とにかくありとあらゆるものが緩すぎてびっくりしています。加えて自分は夕方勤務だから、21時ごろには正社員含めたほとんどの従業員が帰ってしまうため、ゆるーく少人数でもくもく仕事をこなしていきます。しかも法律で22時以降は賃金にほかほか補正が乗るのがうれしいです。
やりがいはあるかって言われたら正直ないですけど、自分にとって価値の低いものである仕事に精神を削られるほど馬鹿馬鹿しいものはないんでこのプラスマイナスゼロの状態が非常にありがたいです。このままマイナスから這い上がっていきたいというのがしばらくの目標になりそうですね。
おまけ
・前前職のクソ派遣のお話
かつてインターネットの利用者は男性がほとんどでした。そのためネットには「女性叩き」が古来からコンテンツとして存在しています。わたくしはこういった女性叩きを若い時から見てきましたが、これらはお前の態度が悪いから女性側がそういう態度とってんだろ、言いすぎだろと半信半疑で眺めていました。
さてクソ派遣なんですが、そういった叩かれる要素を全て凝縮した恐るべき存在でした。インターネットの想像の産物だと思っていた悪魔が、まさにそのままそこに存在したのです。自分勝手で、ルールを作りたがり、そのくせルール運用は人任せで、ひたすら人の悪口陰口、敵か味方かの考え方が強い。仕事はある程度しっかりするが、できてないところを指摘すると発狂するので誰も口出しできない。そのくせ工場長レベルには評判が良い。なぜこの悪魔がイキりだしたかというと、3年目なのをきっかけに会社に正社員として引き抜きが検討されはじめたときだったからです。ポイントは2年目からイキりだしたのと人手不足(うちの会社慢性的だった)で対応が遅れたからだと思ってます。このクソ派遣のせいで私は部分的に女性が怖くなってしまいました。
・前職のパワー系会社のお話
6か月で退職を決意させられた恐るべき会社です。製造業なのですが、時代遅れの体育会系がゴロゴロそろっています。そして半分近い人が若ハゲです。とにかくめんどくさくなったり困ったりしたら大声でどなればいいという風土があり、新人を育てることよりも自身の感情や論破することが優先されます。普通上司から怒られた場合、時間がたって冷静に考えてみると上司の言ってることちょっと理不尽だったなってなることもあると思うんですけど、この会社の場合怒られている時からすでにえ??は??と思わされます。それも一人二人じゃなくほぼ半数がそれです。
これ何かに似てるなって思ったら、6vs6制だったオーバーウォッチ1初期にいた暴言トロール4人パーティと一緒なんですよね。暴言がパフォーマンスを下げるっていう論文が出てるこの令和にこんな会社があるんだと思わされました。実はこの暴言トロール4人パーティ会社、何が原因でそうなっているかというと工場自体が断熱も密閉もない倉庫みたいな建物を工場として運用してるので、とにかく夏は暑いんですよね。しかも防塵着という原子力発電所作業員が着てるものをライトにしたやつを着て作業するから、とにかく蒸して暑くてみんなイライラしてるんですよ。その環境が頭皮に良いはずもなく、半分近くがハゲてるのもそれが原因です。